無知、苦しい
最近仕事が苦しい。
何が苦しいかと言うと、自分の知識不足のせいで患者さんに還元できないこと。
ルーチン化された業務は多分それなりにこなしてて、何度かやったちょっと特別なことも少しずつできるようになってきた。
例えば退院支援とかね。
この間ツイッターにちょっと書いたど、患者さんの状態が悪いのに看護師は侵襲的な処置をして直接的な苦痛の緩和ができないことが苦しい…ってなった。
お腹に水がたくさん溜まってて(5Lとか)、そのせいでお腹が張って苦しくなったり、痛みが出たり、胸郭が圧迫されて息が苦しくなったり、足がむくんだり、まぁ色々な症状が出てくる。
そういうことが起こっている患者さんに対して、一番直接的な介入はお腹の水を抜くこと。腹腔穿刺して腹水ドレナージをする。
でも看護師が針をさせるのは静脈だけ。
でも身の置きどころのない患者さんから「どうすればいい?」って何度も聞かれる。
それに対して有効な回答を持っていないのがとても苦しかった。
麻薬系の痛み止めの量を増やしたり、苦しい時に飲む追加の痛み止めを出したり、そういうことは看護師にはできない。
元々指示があれば頓服は渡せるけど…事前指示がなければただ側にいることしかできなかった。
こういう時に何かできることはないか…と思って文献検索しても、有効な文献は見当たらず…
こういうことがあったので、「無知、辛い」という気持ちでいっぱいになった。
そういうのに苦しんだ結果きっと認定看護師になったり専門看護師になったりとスペシャリストになるんだな~~~って漠然と思った。
私の母は救急看護認定看護師なのでなぜ認定を取ったのか聞いてみたところ「救急を立ち上げる中で、根拠を持って教えたいと思ったから」だそうだ。
なんだかかっこいいね。
結局自分で勉強するのは大変だから誰かに教えてもらいたい~~っていう気持ち。
でも、何を勉強しようか?
日々困ったことを深めていくのが一番効率的なんだろうけど…
コロナ禍で勉強会は総じて中止だしね!!
う~~~ん…
難しい。
私は何に向いているの~~~~
ところで今日は患者さんのストーマ交換をしている時に、便が噴水のように吹き出してきた。先週買ったばかりの靴が便まみれになった。
泣いた…
洗濯洗剤でめちゃくちゃ洗って漂白剤につけたらかなりきれいになった。よかった~~
文にしても自分の頭の中はまとまらない。
おしまい。