思いの丈を言う場所

Twitterには書ききれない私の思いの丈を書く場所。

コロナ病棟の経験

 

気付けば大晦日以来の更新

 

お久しぶりです

 

最近では大阪がコロナの感染者数が増えて、医療が逼迫している様で…

当院にも看護師貸して!!!って要請が来てます

兵庫からも看護師貸して!!!!って要請が来ていて、そっちはうちの母が行くことになりそう

 

 

そんな状況下で私は4月に当院のコロナ病棟で勤務してました

今日は夜勤明けで、これでひとまずお終い

 

不要な情報収集はやめなさい!とお達しが来ていたので(コロナ前からだけどね!個人情報なので!当然なんですが!)、勤務直前までコロナの患者さんが実際どんな様子で入院生活を送っているのかや、治療はどんなことをしているのかよくわからぬまま4月を迎えた

 

コロナに感染している患者さんが入院している病棟+PCRをやるための外来運営がお仕事でした

 

○病棟のこと

病棟内はグリーンゾーン・イエローゾーン・レッドゾーンに分かれていて、

イエローゾーンには基本的に患者さんは居なかったんだけど

レッドゾーン(実際に患者さんが入院してる場所)に入る時は宇宙服みたいな防護服着てました

それがまぁ暑いんだわ

まだ4月は肌寒い日も多かったから丁度いいな~ってこおとも多かったけど

後半はもう汗だくよ

でも一度着たら水飲んだりできないから脱水か?!という感じでフラフラしながら働いてた

検温は別に汗かかないんだけど

掃除の業者が廊下しか掃除しないので

看護師で病室内の床掃除とベッド周りの拭き掃除をしてたんですよね

それがまぁ大変

めっちゃ汗だくになる

一番しんどかったまである

 

患者さんに関しては

うちは軽症~中等症までしか診ないって届けてるので自分のことは自分でできる若者が多かった

でもまぁ認知症の人も入院してたりもあったんだけど

普段の病棟でも認知症ってだけで結構たいへん

何が大変って

転ぶかもしれないから起き上がったらナースコールがなるシステム使ってたり

ベッドサイドに足ついたらナースコールなるシステム使ってたりするんですよ

転ぶ前にどうにかしないといけないので、ナースコールがなったらすぐ駆けつけるのね

でもさ、コロナ患者のもとに近づくには防護服着ないとなんだよ

ナースコール鳴る→防護服着る→患者さんの元へ駆けつける

が結構時間かかっちゃってね

幸い私が担当している時は誰も事故起こさなかったけど、これ指示入らない度合いの認知症患者さん来たら転んでもしかたないよね…っていう状況でした

 

薬は肺炎像があればデカドロン(ステロイド)とベクルリー(抗ウイルス薬)を投与していたよ

そうじゃなければ基本的に対症療法

咳がでるなら咳止め、熱が出るならカロナールみたいな塩梅で

デカドロンはよく見かける薬だけど

ベクルリーははじめまして

しかもこれ、溶かし方が特殊だから説明書読みながら先輩と確認しながら混注してた

 

正直普段は外科病棟で働いてるから、出入りが多くてすごくバタバタするんだけど、

内科だからか?穏やかな日々でした

普段の病棟の方が忙しい

気を使うことはコロナ病棟の方が圧倒的に多い

という感じ

 

 

○発熱外来

問診係と案内係とで別れて対応

まぁこれに関しては特に書くことないかな?

外来業務っていうのが看護師人生初めてだったから

こういう感じでやってるんだ~~って思いながら仕事してた

 

総評

今までも感染症患者と関わってきたけど

(インフルエンザとかノロウイルスとかCDトキシンとかMRSAとかまぁ色々ね結核疑いとかもね)

個室隔離して、それぞれの感染症に合わせてエプロンやらガウンやら着て対応はしてきたけど

でもやっぱり飛沫感染と言えど、空気感染と同レベルの対応をして業務をするっていう経験が

看護師人生初めてで

これって、感染症専門の病院で働かないと経験できなかったようなことが

コロナによって経験できたのは、看護師人生においてすごく貴重だったと思う

 

 

あ、突然眠くなった

夜勤明けなので

 

また書き加えたいことが増えたら書きます

おやすみ~