思いの丈を言う場所

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皮膚の解剖生理

 

【皮膚の組織

構造表面から

表皮:上皮組織

真皮:線維性結合組織

皮下組織:疎性結合組織

3層に分かれている

 

皮膚→表皮と真皮を合わせたもの

 

 

【表皮とは…】

重層扁平上皮のこと

主に角化細胞(ケラチノサイト)で構成される。

上皮細胞は角化する→角化とは、細胞内にケラチンとよばれるタンパク質が蓄積して細胞が固くなる現象のこと。

表皮の断面には、上皮細胞が生まれてから角化していく過程が、層として観察される。

表皮の最深層で細胞分裂によって生じた上皮細胞は、次第に上行しながら角化していき、約4週間で垢として剥離する。

→ターンオーバーのこと。この過程を角化という。

最深部の基底層から、有棘層・顆粒層・角層となる。

基底層にはメラニン細胞があり、皮膚の色をつくるメラニンを産生する。

表皮の中に血管はない。

 

【真皮とは…】

強靭な線維結合組織(線維を生み出す組織)のこと。皮膚の機械的な強靭さを作り出す。

表皮を裏打ちする結合組織で、細胞成分、間質成分、血管、リンパ管、神経などがある。

上層から、乳頭層・乳頭下層・網状層の3層に分けられる。

細胞外マトリックス(細胞外基質)の主成分はコラーゲン繊維で、少量の弾性繊維を含む。

細胞成分にはコラーゲンをつくる線維芽細胞のほかに、生体防御に関与するマクロファージ(大食細胞)・肥満細胞・形質細胞などがある。

表皮の仮面に向かって真皮の乳頭が突き出し、ここに毛細血管や神経終末が入り込んでいる。血管網は真皮の浅層と最終層の2面に発達している。

 

【皮下組織とは…】

疎性結合組織(組織をつくっている線維などの量が比較的少ない)で、脂肪細胞の集団が集まっている。浅層にある皮膚の本体と、深層にある骨格や筋との間をゆるくつないで、じょうぶな皮膚が身体の動きを妨げないようにする。また脂肪を貯蔵して、体熱の喪失を防いだり、外力に対するクッションの役割を果たす。

 

 

まずは皮膚の解剖からお勉強です。

お勉強ノートです。